カテゴリー「MS OnlineService」の記事

2018年12月24日

Office Premium の「Office 365 サービス」と Office 365 Solo の違い

Office Premium の「Office 365 サービス」と Office 365 Solo には、次のサービスが利用可能です。

  • 1 TB の OneDrive オンライン ストレージ
  • Skype から固定電話や携帯電話への通話が毎月 60 分間無料
  • Microsoft のサポート担当者による 1 対 1 のサポート
  • 2 台のタブレット (iPad、Android、Windows)、2 台のスマートフォンで、Office Mobile アプリのすべての機能が利用可能

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ところが、1つ、Office 365 Solo にはありますが、Office Premium の「Office 365 サービス」にはないサービスがあるのに気がつきました。

それが、これ!

  • Outlook.com の高度なセキュリティ、広告なし、50 GB のメールボックス (1 ユーザー)

Office Premium の「Office 365 サービス」で使っている Microsoft アカウントで Outlook.com へアクセスすると、右端に広告が表示されます。しかし、Office 365 Solo の Microsoft アカウントで Outlook.com へアクセスしても広告が表示されません。

メールボックスの容量を確認してみたところ、Office Premium の Microsoft アカウントでは、Outlook.com の無料版と同じ「15GB」でした。

Office Premium の Microsoft アカウントでの Outlook.com のストレージ容量

これが、Office 365 Solo の Microsoft アカウントでは、「プレミアム」という項目があり、容量が「50GB」まで利用可能。

Office 365 Soloの Microsoft アカウントでの Outlook.com のストレージ容量

このほか、Office 365 Solo の Outlook.com では、高度なセキュリティもついています。

Office 365 Soloの Microsoft アカウントでの Outlook.com のセキュリティ

「1 TB の OneDrive オンライン ストレージ」の方ばかり注目していましたが、Outlook.com につく特典も考慮すると、Office 365 Solo の方がいいですねぇ。

参考:Outlook.com のストレージ制限 - Outlook

2018年11月16日

Outlook.com にサインインできません

ブラウザを使って Outlook.com にサインインしてメールを送受信しています。それが、突然サインインできなくなりました。「問題が発生しました」と表示されます。こんな場合、どうするといいのでしょう?

この質問、2018年11月16日午前9時辺りから、寄せられています。私のアカウントでも、1つ発生しています。こんなエラーメッセージが出ます。

問題が発生しました

問題が発生しました

Outlook にサインインできません。期限切れのブックマークがあるために問題が発生した可能性があります。必要に応じて、https://outlook.live.com/owa/ にサインインしてブックマークを更新してみてください。

現象が起きないアカウントもありますが、質問数が多いので、Microsoft のサーバーの方で問題が発生していると見た方がいいでしょう。

そこで、Office 365 サービスの状態 で確認してみました。すると、やはり問題が発生していることがわかりました。

Office 365 サービスの状態

我が家の環境では、2018年11月16日13:50 に再アクセスしてみたところ、サインインできるようになったのを確認しています。しかし、アクセスできない場合は、問題が解消されるまで、しばらく待ってみてください。

2018年11月17日 追記:
今朝は、Office 365 サービスの状態 で「すべて正常です!」と表示されていました。サインインできるかどうか、確認してみてください。
Office 365 サービスの状態 で「すべて正常です!」と表示

2017年6月30日

Outlook カレンダーで「山の日」が表示されない

Microsoft の Web版 Outlook カレンダーを使っています。2016年から施行された8月11日の「山の日」が去年もですが、今年も「日本の休日」カレンダーに表示されません。これは、いったいどうなっているのでしょう?

Web 上の Outlook カレンダーにアクセスしてみると、確かに私の環境でも「日本の休日」カレンダーで8月11日の「山の日」が表示されませんでした。

 Outlook カレンダーで8月11日の「山の日」が表示されない

Windows 10 の「カレンダー」アプリでの対応方法は、Windows 10:カレンダーアプリで「山の日」が表示されない で紹介しました。また、Web ページでの「カレンダー」の場合は、Web版Outlook.comのカレンダーに「山の日」が表示されない で紹介しました。ただ、システム移行過渡期と重なり、仕様が少々変更されています。

2016年に得た情報では、Outlook.com へのシステムが移行した段階で、「カレンダー」の「日本の休日」カレンダーが新しいタイプに切り替わるとのことでした。しかし、実際には切り替わっておらず、古い「日本の休日」カレンダーを使っています。どうやら、昔から Microsoft のWeb上の カレンダーを使っていると、自動的に切り替わらないことがあるもようです。

そこで、次のようにして、新しい「日本の休日」カレンダーを追加してください。

  1. Outlook カレンダーにアクセス
  2. 上部の「予定表の追加」より「休日の予定表」を選択
    上部の「予定表の追加」を開いたところ
  3. 右側に一覧が表示されるので、その中から「日本」を選択し、上部の「保存」ボタンを押す、

これで、新しい「日本 の休日」カレンダー(下記画像の青いタイプ)が追加されました。新しい「日本 の休日」カレンダーだと、2017年8月11日に「山の日」が表示されます。

新しい「日本の休日」カレンダーだと、2017年8月11日に「山の日」が表示される

古い「日本の休日」カレンダーは、混乱の元です。右側の「自分の予定表」で古い「日本の休日」カレンダーを右クリックして「削除」しておくといいでしょう。

古い「日本の休日」カレンダーを右クリック

2017年7月1日 追記:
この現象、フィードバックHubからの報告で修正が入ったものとのことです。https://aka.ms/Olm3q2
フィードバックHun「カレンダーの祝日を同期させて表示させたが、今年度からの祝日になった(8月11日「山の日」)の表示が無い

2017年5月 7日

OneDrive でテキストファイルを共有したい

OneDrive を使ってテキストファイルを友人と共有して使おうと思っています。「メモ帳」で書いたテキストファイルを OneDrive にアップロードしました。ブラウザで表示を確認してみたところ、文字化けしているのに気がつきました。こういう場合は、どうするといいのでしょう?

それは、こんな感じの表示になるのだと思います。

image

文字化けしているのは、日本語の部分です。

2014年9月に OneDrive に保存したテキストファイルが iPad mini では文字化けする で紹介しましたが、日本語特有の問題です。テキストファイルとして保存する際の日本語の文字コードに問題があるので、文字化けします。メモ帳でファイルを保存する際、日本語では「文字コード」が「ANSI」になっています。これを「Unicode」か「UTF-8」に変更します。

メモ帳の「名前を付けて保存」で「文字コード」をひらいたところ

これで、OneDrive 上で開いても、文字化けせずに表示されます。

Unicode で保存

UTF-8で保存

さて、一人でテキストファイルをOneDriveにアップロードして見る分には、自分一人でテキストファイルの保存方法に気をつければ済みます。しかし、友人や知人と共有する場合、友人や知人にもアップロードする際のコツを教えなければなりません。これは、意外と忘れやすいものです。

2014年には、Microsoft へフィードバックしてあるのですが、日本語特有の問題ということでか、なかなか修正されません。もう、最近はあきらめまして、テキストファイルの共有に OneNote を利用することにしています。

参考:OneNote 2016 for Windows のノートブックを他のユーザーと共有する – OneNote

OneNote は、Office 製品の一部ですが、Windows 7 以上であれば無料で利用可能です。

OneNote のダウンロード

OneNote アプリを利用すれば、PC だけでなく、スマホからでも閲覧、編集できるので、テキストファイルの共有よりも扱いやすいと思います。

2017年5月 4日

Outlook com に「優先」と「その他」が表示されるようになった

ブラウザで Outlook.com へアクセスして、メールチェックをしています。今回、アクセスして見ましたら「新しい受信トレイを確認してください」というポップアップが出て、「優先」と「その他」の部分が枠で囲まれて表示されました。これは、いったい何なのでしょう?

2017年3月23日にWindows 10:「メール」アプリに「優先受信トレイ」が表示された を紹介しました。先の記事は、Windows 10の「メール」アプリでのことでしたが、今回は、Outlook.com でも、やっと表示されるアカウントが増えてきました。

Outlook の優先受信トレイ - Office サポート

image

「優先」には、「受信トレイ」に入ったメッセージで内容や相手がユーザーにとって重要であるとみなされたものが表示されます。優先度が低いとみなされたメールは、「その他」に表示されます。

さて、Outlook.com で優先受信トレイを無効にしたい場合は、次のようにします。

  1. Outlook.com の右上にある「歯車」マークを押して、表示されたメニューから「表示設定」を選択します。
    image
  2. 「表示設定」が開いたら、「優先受信トレイ」を選択。
    ※すべてのアカウントで利用できるようになっているわけではありません。「表示設定」内に「閲覧ウィンドウ」と「メッセージ一覧」そして「スレッド」の3つだけで、「優先受信トレイ」の項目が見当たらない場合は、未対応のアカウントです。対応されるまでしばらくお待ちください。
  3. 「メール受信時の処理」が「メッセージを優先とその他に分類する」になっていることでしょう。
    image
    「メッセージを分類しない」にチェックを付け、上部の「OK」を押します。
    image

以上で、受信トレイに「優先」と「その他」の表示がなくなります。
image

2017年5月3日に「新しい受信トレイを確認してください」とメッセージが表示され、下記画像のように「優先 その他」が枠で囲まれて、点滅するが、そのまま、一切の操作ができないという現象があったとのことです。

image

5月4日現在、私のアカウントでいくつか確認していますが、この現象が起きません。解消されているのかもしれませんが、もし、この現象が起きる場合は、サインイン後すぐに「受信トレイ」以外を選択します。これで、メッセージは表示されないとのことです。その後、先に紹介したようにして、優先受信トレイを無効にしてみてください。

2017年4月22日

Outlook.com に一部のメールが届かない

Microsoft の Web メールである Outlook.com を使ってメールの送受信をしています。最近、一部のメールが受信できていないのに気がつきました。こんな場合、どうするといいのでしょうか?

  1. ブラウザでOutlook.com へアクセスし、サインインします。
  2. 「歯車」マークを押して、表示されたメニューから「オプション」を選択します。
    「歯車」マークを押したところ
  3. 「オプション」のページが開きます。「メール」内にある「自動処理」の「受信トレイと一括処理ルール」や「迷惑メール」内の項目を確認します。
    「オプション」のページ

まずは、「オプション」で「メール」内にある「自動処理」の「受信トレイと一括処理ルール」内を確認します。受信できないメールアドレスが登録されていないか確認します。見つかったら、どういう処理をするよう設定されているのか確認します。不都合な処理をするよう設定されていた場合は、修正、もしくは、ルールを削除します。

受信トレイと一括処理ルール

Outlook.com の「オプション」で「メール」内にある「迷惑メール」には次の4つの項目があります。それぞれを次のように確認、設定します。

  • 受信拒否リスト:受信できないメールアドレスが登録されていないかどうかを「受信拒否リスト」で確認します。見つかった場合は、選択して「削除(ごみ箱)」ボタンを押し、上部の「保存」ボタンを押します。
    受信拒否リスト
  • 受信許可メーリング リスト:受信できないメールが「メーリングリスト」からのものである場合は、「受信許可メーリング リスト」に登録します。メールアドレスを入力欄に入力し、「+」ボタンを押して追加します。上部の「保存」ボタンを押しすと追加登録されます。
    受信許可メーリング リスト
  • 差出人セーフ リスト:「受信拒否リスト」に登録されていないのに、メールが受信できない場合は、「差出人セーフ リスト」に登録してみます。メールアドレスを入力欄に入力し、「+」ボタンを押して追加します。上部の「保存」ボタンを押しすと追加登録されます。
    差出人セーフ リスト
  • フィルターと報告:「迷惑メール フィルターを選択」でレベルが「排他的」になっていないかどうか確認します。「排他的」になっていた場合は、「標準」に切り替えて、受信できるかどうか確認します。
    フィルターと報告

この他、メールが全く受信できない場合、「受信トレイ」の容量が足りなくなっていたということもあるそうです。「迷惑メール」フォルダーを空にする、容量の大きなファイルが添付されている場合は、添付ファイルの「下向き三角」ボタンを押して、「OneDrive 個人用に保存」をしてみてください。

参考:送られたはずのメールが届かない - Outlook

Outlook.com のストレージ制限 - Outlook

2017年4月 7日

マイクロソフトの音声リアルタイム翻訳機能に日本語が追加

Microsoft Translator の音声リアルタイム翻訳機能に日本語が追加されました。

Japanese becomes the 10th speech translation language supported by Microsoft Translator – Translator

Microsoft Translator と Skype 翻訳(Skype Translator)において、AI を活用した日本語の音声リアルタイム翻訳機能が利用可能に - News Center Japan

利用できるのは、次の通り。

  • Microsoft Translator  会話
    ブラウザ(Microsoft Edge か Firefox、Google Chromeで利用可能。Internet Explorer は利用不可)でページにアクセスし、「開始する 会話」を選択しサインインします。表示名と自分が利用する言語を設定します。
    Microsoft Translator  会話
    「参加する」ボタンを押すと、招待コードが表示されるので、会話したい相手に連絡して教えます。
  • Microsoft Translator アプリ(Windows、Android、iOS 版)
    アプリを起動し「会話」ボタンをタップ。
    iPhoneでアプリを起動 Windows版 翻訳 アプリ
    参加コードを持っている場合は、「会話の参加」で入力します。持っていない場合は、「会話の開始」で「開始」ボタンを押します。
    会話に参加と会話の開始 会話に参加と会話の開始
    表示名と利用する言語を選択して「入力」ボタンを押します。 
    会話の開始 会話の開始
  • Skype for Windows (デスクトップ版)
    通話したい人を選択して、画面右上にある地球マークをクリック。「Skype 翻訳のプレビュー」をオンにして、通話とチャットで利用する言語を設定します。
    画面右上にある地球マークをクリック
  • Skype Preview for Windows 10  (ストアアプリ版)
    Skype プレビューを起動し、会話したい相手を選択。右上にある通話用の翻訳アイコン通話用の翻訳アイコンを押す。「通話」を「オン」にして、自分が使用する言語(上)と相手が使用する言語(下)を選択する
    Skype プレビューの「翻訳」設定
  • Microsoft Translator PowerPoint アドイン (プレビュー版)
    アドインをインストールすると、PowerPoint の「スライドショー」タブに「Microsoft Translator」が追加されます。
    「スライドショー」タブに「Microsoft Translator」が追加
    「次の言語に翻訳する」で言語を選択して「スライドを翻訳する」を押すと、スライドのテキストの部分が翻訳されます。また、「サブタイトルをスタートする」を実行してマイクに向かってしゃべってみると、スライドの下部に指定した翻訳された字幕が表示されました。 
    しゃべったことが翻訳されて字幕で表示
    スライドの字幕には、登壇者が指定した言語でしか字幕が表示されませんが、スライドの冒頭に Microsoft Translator アプリ への招待スライドが自動的に追加されます。これを利用して、ご自身のスマホで好きな言語に翻訳してもらうことができます。
    ※しゃべったことが翻訳されて字幕に表示できるのは、一部のOffice製品だけのようです。私の環境では、Office 365 Solo のPowerPoint 2016だけができました。
    参考:Microsoft Translator PowerPoint アドイン(プレビュー版)を試してみました。 | 初心者備忘録
    2017年6月12日 追記
    翻訳された内容が字幕表示できなかった謎が解けました。PowerPoint で登壇中の喋った内容が翻訳される! でどうぞ。

これは、楽しい。どのくらい通じるものか、実際に海外の方と会話してみたいですね。

2018年1月11日 追記:
Skype for Windows 10(Windows 10 のストアアプリ版 Skype)の翻訳機能に使い方が変わりました。Windows 10:Skype for Windows 10 の Skype Translator でどうぞ。

2018年1月25日 追記:  
Ver.7.4 以前のデスクトップ版 Skype と Skype for Web は、翻訳機能が利用できなくなりました。詳細は、デスクトップ版 Skype (Ver.7.4)に翻訳アイコンが見当たらない でどうぞ。

2017年2月13日

PowerPoint をムービーメーカーの代替えに使ってみた

2016年9月に Windows 10用のムービーメーカーが間もなく配信? と紹介しました。あれから、ずっと待っていたのですが、Windows 10 用のムービーメーカーは出ていません。それどころか、Essentials 2012 リリース ノート - Windows Help からも「ムービー メーカーは、Windows 10 ユーザー向けにまもなく Windows ストアから入手できるようになります。」が消えてしまったままです。

そこで、写真を挿入して、簡単に動画を作る方法はないものか?と考えてみました。そうしたところ、PowerPoint 2013/2016にそういう機能があることに気がつきました。

参考:プレゼンテーションをビデオとして保存する – PowerPoint

今回は、PowerPoint 2016を使って実際にやってみました。次のようにします。

  1. PowerPoint を起動。
  2. タイトルを作成
    PowerPointでタイトルを作成
  3. 「新しいスライド」に写真を挿入。
    各スライドにタイトルはいらない、写真だけを大きく挿入したい、という場合は、「スライドレイアウト」で「白紙」を選択して作成していくといいでしょう。
    「スライドレイアウト」で「白紙」を選択 

    こんな感じ。
    スライドに写真を挿入
  4. 出来上がったら、「名前を付けて保存」をする
    ここから先がビデオ化する作業です。
  5. 「ファイル」-「エクスポート」-「ビデオの作成」と進みます。
    ※PowerPoint 2016では、「記録」タブを追加表示すると、リボン内の「発行」から「ビデオにエクスポート」が利用できます。
    PowerPoint 2016で「記録」タブを追加
  6. 右側の「ビデオの作成」で下記の必要項目を選択。
    品質
    プレゼンテーション品質 1920 x 1080、最大のファイル サイズ コンピューター画面および HD 画面
    インターネット品質 1280 x 720、中程度のファイル サイズ インターネットおよび DVD
    低品質 852 x 480、最小のファイル サイズ ポータブル デバイス
    タイミングとナレーションを入れている場合は、それを使うかどうか。
    各スライドの所要時間
    「エクスポート」-「ビデオの作成」
  7. 「ビデオの作成」ボタンを押す
  8. 「名前を付けて保存」が開くので、ファイル名を入力、「ファイルの種類」でエクスポートするビデオファイルの種類を選択
    「ファイルの種類」
    ※YouTube に上げたかったので、「.mp4」を選択しました。
  9. 「保存」ボタンを押す
  10. 下部に「作成中」のプログレスバーが表示されるので、しばらく待ちます。

出来上がった動画をYouTubeにアップしてみました。

画像を挿入しただけですが、こんな感じ。できますね。「デザイン」や「画面切り替え」をもっといい感じに出来上がることでしょう。

2017年2月 3日

Office 製品をインターネットにつながずに使いたい

Windows 10で  Office 搭載機の購入を検討しています。購入したパソコンでは、インターネットを使わずに Word や Excel だけを使おうと思っています。こんな場合、Office Premium 搭載機と Office 2016を別途購入するのと、どちらがいいのでしょう?

現在、パソコンのプレインストール版の Office としては、Office Premium がついてくるタイプが多いです。そして、パソコンとは別に購入するパッケージ版では、Office 365 Solo と使いたい製品に合わせたエディションの Office 2016があります。

Office Premium や Office 365 Soloには、Wordや Excel といったOffice デスクトップ版アプリケーションの他に、1年間無償で使える Office 365 サービスとして 1TBまで利用できるMicrosoft のオンラインストレージである OneDrive や固定電話および携帯電話に毎月60 分間の無料通話できる Skype の利用権利などがついています。そして、OneDrive や Skypeは、インターネットを利用しないと使えません。

Office Premium 搭載機と Office 2016を別途購入するのと、どちらがいいのか?は、よく考えてからどうぞ。たぶん、「インターネットを使わないのだから」ということで Office 365 サービスのないパッケージ版 Office 2016の購入を検討されるかもしれません。

しかし、問題点は、そこではありません。

Office 2013以降、Office デスクトップ版アプリケーションのインストールに、Office 2010にあったようなインストール用 DVD ディスクはついてきません。Office Premium や Office 365 Solo、そして、パッケージ版の Office 2016でも、Office デスクトップ版アプリケーションをインストールするには、インターネットにつないで Office セットアップページ へアクセスします。Microsoft アカウントやプロダクトキーを入力してから、ダウンロード版でのインストール作業になりました。しかも、インストール中もインターネットに接続したままであることが必要です。

また、Office Premium と Office 365 Soloは、セットアップ完了後も正常にライセンス認証されているかどうか定期的に確認します。これもインターネットを介して確認します。これらの Office 製品をインターネットに接続せずに使っていると、この確認ができません。セットアップ完了後に定期的なライセンス認証ができない製品は、起動すると「サブスクリプションを確認できませんでした」というメッセージが表示されます。

 
インターネットをつながずにWordを起動したら「サブスクリプションを確認できませんでした」というメッセージが表示された

このメッセージをキャンセルすると、機能制限モードになり、ほとんどのボタンと機能が無効になります。そして、タイトルバーには、「ライセンスのない製品」と書いてあり、メッセージバーには、「サブスクリプションを確認できませんでした。Word では、Office 365 サブスクリプションを確認できませんでした。インターネットに接続していることをご確認ください」と表示されます。
機能制限モード

これを解除するには、パソコンをインターネットに接続する必要があります。

このように、Office 2010の頃と違い、Office 2013以降は、WordやExcelといった製品をインターネット接続なしに使うことが難しくなりました。

よく「自宅では、インターネット回線がないから」ということで、パソコン購入時に、お店やセットアップ業者に、その時だけインターネット接続をしてもらい、Microsoft アカウントの作成とWindows 10のセットアップ、そして、Office Premium のセットアップをしてもらったという方から、「しばらくしたら、WordやExcelなどが使えなくなってしまった」という質問を受けます。これは、自宅でインターネット回線のないまま、使っているので、定期的なライセンス認証が行えないためです。

また、パソコンの調子が悪くなってリカバリーし、再度、Office Premium を再インストールしようとしたら、初期インストールした際に取得した Microsoft アカウントが1年以上使っていなかったため、無効になって使えなくなっていたということもあります。

自宅では、インターネット回線が使えないけれども、どうしても Office Premium が使いたい場合、セットアップを開始する前に、Microsoft サポート へ電話、もしくは、チャットで連絡します。

その際には、インターネット回線のあるところで、Office Premium のセットアップを開始していないこと、つまり、Office に付属していたプロダクトキーが未使用であることが必要です。そして、「今後もインターネットを接続するつもりはない」、ということをMicrosoft サポートに伝えてみてください。後は、Microsoft サポート からの指示にしたがって、作業してみてください。

なお、既にインターネット回線を使って Office Premium をセットアップしてしまった場合は、もう無理なもようです。通常は、30日間程度確認できないと機能制限モードになります。機能制限モードになってしまったら、パソコンをインターネットにつないで、メッセージに表示されている「再試行」ボタンを押して解除します。

参考:

家庭向け Microsoft Office 製品のラインアップ

Office のライセンスのない製品というエラーとアクティブ化のエラー - Office のサポート

Office 365 アプリケーションを開くとサブスクリプションに関するお知らせが表示される の「サブスクリプションを確認できませんでした」

2018年5月29日 追記:
法人向けOffice 2016 搭載機でインターネットの環境も Microsoft アカウントも必要ないタイプが発売されました。詳細は、Office 2016 をインターネットにつながずに使いたいでどうぞ。

2017年1月11日

Windows Essentials がダウンロードできなくなりました

2016年9月3日に Windows Essentials 2012は2017年1月10日でサポート終了 を紹介しました。2017年1月11日になりまして、とうとう、Windows Essentials のインストールファイルがダウンロードできなくなりました。

日本時間で2017年1月10日までは、Windows Essentials ダウンロード オプション を開くと、ページ内に「今すぐダウンロードする」がありました。

Windows Essentials ダウンロード可能だったころ

ところが、本日(2017年1月11日)、同ページにアクセスしてみると、「今すぐダウンロードする」が見当たりません。

Windows Essentials ダウンロード オプション (2017年1月11日現在)

その代り「注 Windows Essentials 2012 スイートのサポートは 2017 年 1 月 10 日 に終了します。」と記載されています。「詳細はこちら」を押してみると、Windows Essentials 2012 リリース ノート へ移動します。このページの「Windows Essentials 2012 はまだダウンロード可能ですか? 」の回答も「Windows Essentials 2012 はダウンロードできなくなりました。」に変わっています。

image

さて、「私は、Windows Essentials のインストールファイルを持っているから大丈夫!」という方、そのインストールファイルを確認してみてください。オフラインインストール用の「wlsetup-all.exe」ならば大丈夫です。しかし、「wlsetup-web.exe」の場合、これは「Web インストーラー」なので、インターネットで必要なファイルをダウンロードしながらインストールします。よってインストール作業を始めても、途中で止まってしまうことでしょう。また、Microsoft サイト内でもよく探すと、Windows Essentials 内の各製品ごとのページでインストーラーがダウンロードできるところが見つかります。しかし、これらもファイル名が「wlsetup-web.exe」ですし、システム要件を確認すると、Windows Live Essentials 2009だったりして、非常に古いものが残っているだけです。

この他、次のように記載されています。

Windows Essentials 2012 リリース ノート「インストール済みの Windows Essentials 2012 アプリケーションはどうなりますか?

インストール済みの Windows Essentials 2012 アプリケーションはどうなりますか?
既にインストールされているアプリケーションは、引き続き現在と同じように動作します。ただし、サポートされていない製品の使用をサポート終了日以降も続けると、セキュリティ リスクが高くなります。

Windows Live メールは引き続き使用できますか?
はい、できます。ただし、一部のメール サービス プロバイダーは、セキュリティと信頼性を改善するために、Windows Live メールでサポートされていない新しい電子メール プロトコルに移行しています。これらのメール サービス プロバイダーでは、機能しなくなる可能性があります。

代わりになる機能としてお勧めのものはありますか?

  • メールは、Windows 8.1 以上に無料の組み込みアプリケーションとして含まれています。
  • フォトは、Windows 8.1 以上に無料の組み込みアプリケーションとして含まれています。
  • Live Writer は、オープン ソース ソリューションとして入手可能です。
  • OneDrive は、Windows 8.1 以上に含まれています。
  • ファミリー セーフティは、Windows 8.1 以上に含まれています。


既にインストールされているアプリケーションは、引き続き現在と同じように動作します。ただし、サポートされていない製品の使用をサポート終了日以降も続けると、セキュリティ リスクが高くなります。

「代わりになる機能としてお勧めのものはありますか? 」の補足:
Windows Live メール:Microsoft Office Outlook や他のメールソフト、Windows 8.1、Windows 10に標準インストールされている「メール」アプリをお使いください。
Live Writer :オープンソースは、英語版ですが Open Live Writer からダウンロード可能です。Windows 10の場合は、ストアアプリの「Open Live Writer」からインストールできます。

さて、「代わりになる機能としてお勧めのものはありますか? 」から消えている製品があります。「ムービーメーカー」が見当たりません。以前は「ムービー メーカーは、Windows 10 ユーザー向けにまもなく Windows ストアから入手できるようになります。」と書いてあったのですが消えています。英語版でも確認してみましたが、見当たりません。何かわかり次第、報告いたします。やっと、動画編集ができる Windows 10 のアプリが出ました。2017年8月21日の追記をどうぞ!

2017年1月11日 15:00 追記:
「検索していたら Windows Essentials 2017 の最新バージョンがダウンロードできるページがありました。これは何なのでしょう?」という質問が入りました。探してみたところ確かに見つかります。しかし、確認してみると Microsoft 外部から Windows Essentials のインストールファイルをダウンロードできるページでした。 ダウンロードできるバージョンが「16.4.3503.0728」となっています。2017年1月10日までダウンロードできたのがバージョン 16.4.3528.0311 です。最新バージョンではなく、かなり古いインストールファイルです。ダウンロードできるページのタイトルが自動で更新されるらしく、「Windows Essentials 2017 」と紛らわしく表示されているものと思われます。そういったところからのインストールファイルには、アドウェアやスパイウェアなど、怪しいものが含まれている恐れがありますので、ご留意ください。

2017年2月13日 追記:
ムービーメーカーの代替えとして、PowerPoint 2013/2016を利用する方法を考えてみました。詳細は、PowerPoint をムービーメーカーの代替えに使ってみた でどうぞ。

2017年8月21日 追記:
Windows 10 の「フォト」アプリで「Story Remix」が追加されました。これを利用すると、「フォト」アプリから写真やビデオを使った動画編集が可能です。詳しくは、Windows 10:製品版「フォト」で Story Remix が利用可能 でどうぞ。

2017年11月27日 追記:
どうしても、Windows Live メールやムービーメーカーを使いたいということでか、この記事を閲覧されている方が増えています。そんな中、Windows Live メールやムービーメーカーを無理やりインストールしてパソコンが不都合を起こすケースも増えています。まず、Windows 10 では、Windows Live メールやムービーメーカーが正しく動作しません。
なお、Windows Essentials のインストールファイルをダウンロードできるサイトがいくつか見つかります。公式以外からのインストールファイルの再配布は、許可されていません。善意で配布している方も見受けますが、そういうところからのダウンロードもやめた方が無難です。インストールしても正しく動作しない恐れのある製品です。利用はあきらめましょう。

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